「本物のわさびってどんな味?わさび飯って気になるけど…」 そう思う方もいるかもしれません。
この記事では、日本一のわさび農園として知られる長野・安曇野の「大王農園」で体験できる、本わさび飯をはじめとした贅沢体験5選をご紹介します。
自然に癒されながら、香り高いわさびの魅力を五感で味わえる旅へ出かけてみませんか?
大王農園とは?日本一のわさび農園の魅力
長野県安曇野市に位置する「大王農園(大王わさび農場)」は、日本国内最大規模を誇るわさび農園として全国的に知られています。雄大な北アルプスの麓に広がるこの農園は、100年以上の歴史を持ち、今では年間数十万人が訪れる人気の観光スポットとなっています。
澄んだ空気、豊富な湧水、そして美しい自然に囲まれたこの地で育つわさびは、香り高く、ピリッとした刺激の中にもまろやかな甘みがあると高く評価されています。
大王農園のわさびが特別とされる最大の理由は、その育成環境にあります。北アルプスの雪解け水を源とする湧水が、農場全体に張り巡らされた水路を流れ、その水温は年間を通して13℃前後に保たれています。
また、わさび栽培には時間と手間がかかります。大王農園では、約1年半という長い歳月をかけて、ひと株ひと株丁寧に育てられています。
観光施設としても非常に充実しており、「三連水車」や広大なわさび田を見渡せる遊歩道など、訪れる人々はわさびの栽培環境や自然の美しさを五感で体感できます。
本わさび飯を味わう贅沢体験とは
大王農園を訪れたら、ぜひ体験してほしいのが「本わさび飯」です。このメニューは、農場で採れたばかりの新鮮な本わさびを、自分でおろしてご飯にのせて食べるという贅沢な一杯。
注文すると、お茶碗に盛られた白いご飯とともに、ピカピカの本わさびが1本、そのまま出てきます。すりおろし器と一緒に提供されるため、目の前で本わさびを自分ですりおろすところから始まります。
本わさびは香りが非常に豊かで、辛味の中にもほんのりとした甘みと清涼感が感じられます。それを、炊き立てのご飯に少しずつのせ、醤油を垂らしていただく。素材そのものが主役になる、極めて贅沢でミニマルな一品です。
このご飯には農園の敷地内を流れる湧水で炊き上げた地元米が使用されており、ふっくらと艶やかで、わさびの風味と絶妙にマッチします。
本わさび1本をその場ですりおろす感動体験
手渡される本わさびは、緑が鮮やかで艶があり、見た目からも新鮮さが伝わってきます。これを丁寧にすりおろすと、わさび特有の甘みと香りが立ちのぼってきます。
すりおろすタイミングによって味が変化するのも特徴で、時間とともに味の変化を楽しむことができ、五感を使った味覚体験が実現されるのです。
観光の一環としてこの体験を味わうことで、ただの食事が「記憶に残る旅の思い出」へと昇華。家族や友人とすりおろす工程を楽しむ様子をSNSでシェアする方も多く、コミュニケーションのきっかけにもなっています。
大王農園で楽しめる観光・グルメスポット
農園内には多彩な施設や見どころが点在しており、グルメ・自然・文化体験のすべてを一箇所で楽しむことができます。
「三連水車」や「わさび田の水路」など、写真映えするスポットが多く、周囲のわさび田を囲む遊歩道も整備されており、のんびりと散策を楽しめます。
飲食施設では「わさびソフトクリーム」や、「大王庵」で提供されるわさび蕎麦や天ぷらなど、さまざまなわさびグルメが楽しめます。お土産売場では、わさび漬けやおろしわさび、ドレッシングなど豊富な商品が揃っています。
SNS映え&お土産も充実!体験を持ち帰ろう
「三連水車」や清流の景観は、どの角度から撮っても絵になる美しさ。特に新緑や紅葉の時期はSNS映えすること間違いなし。
また、農園のわさびを使った加工品が数多く揃っており、自宅で楽しめる「おろし器付きわさびセット」なども販売されています。旅先の感動を“味”と“記録”で持ち帰ることができるのも、大王農園ならではの魅力です。
まとめ|五感で楽しむ大王農園の魅力
本わさびを通じて、自然・食・文化のすべてを一度に体験できるのが大王農園です。
観光・食事・散策・お土産購入と、どの要素もクオリティが高く、家族連れからグルメ好きまで幅広い層が楽しめる内容になっています。
本わさびをその場でおろす体験を通じて、あなたもきっと「また行きたい」と思う忘れられない一日になるはずです。
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