「かぶと揚げってなに?」「みよしやって本当にうまいの?」
そう思う方もいるかもしれません。
この記事では、宇都宮名物「かぶと揚げ」の元祖といわれる人気店「みよしや」に実際に行って、その味・雰囲気・価格まで詳しくレポートします。昭和レトロな店内で味わう鶏肉料理は、本当にうまいのか?その真相を確かめてきました。
みよしやとは?宇都宮名物かぶと揚げの元祖
宇都宮市で「かぶと揚げ」といえば、地元民の多くがまず名前を挙げるのが「みよしや」です。昭和38年創業のこの老舗は、60年以上にわたって地元の人々に愛されてきた鶏肉料理専門店。特に名物の「かぶと揚げ」は、宇都宮の“ソウルフード”とも言われ、メディアでもたびたび紹介されています。
みよしやは市内に複数店舗を構えており、本店は赤門通りの一角にあります。店構えはレトロでありながらどこか親しみを感じさせる雰囲気で、初めて訪れる人でもどこか懐かしさを感じるような温かみがあります。店内にはカウンター席とテーブル席が並び、夕方になると常連客でにぎわいを見せます。
みよしやの魅力は、ただの“昔ながら”ではありません。何よりも、その料理へのこだわりが長年地元に支持されてきた理由です。とくにかぶと揚げは、長年継ぎ足し続けてきた油を使って揚げることで、他では真似できない奥深い味わいを生み出しています。
さらに、近年ではSNSやテレビ番組『秘密のケンミンSHOW』などでも紹介されたことで、県外からの来訪者も増え、週末には行列ができることもあります。まさに“知る人ぞ知る”名店から、“訪れるべき名店”へと進化を遂げているのです。
かぶと揚げとはどんな料理?特徴と魅力
「かぶと揚げ」とは、鶏の半身を丸ごと揚げた豪快な鶏肉料理で、“かぶと”=兜のように盛り上がった形状から名付けられたとされています。
みよしやのかぶと揚げは、鮮度の良い国産鶏を使い、味付けは塩とコショウのみ。長年継ぎ足されてきた油で揚げる“継ぎ足し油製法”により、外はパリッと中はジューシーに仕上がっています。
約7〜8分間かけて丁寧に揚げられたこの一品は、まさに香ばしさと旨みのかたまり。骨付きの肉をかぶりつくスタイルで、唐揚げとは異なる“肉を食べる楽しさ”が味わえます。
みよしやのかぶと揚げを食べてみた実食レポ
赤門通りの本店に入って「かぶと揚げ(並)」を注文。10分ほどで運ばれてきたそれは、まさに“肉の塊”という迫力。衣はザクザク、中はふっくらとジューシー。塩コショウのシンプルな味付けが、鶏の旨みをダイレクトに引き出しています。
皮・もも肉・胸肉と、それぞれの食感の違いが楽しく、飽きずに最後まで食べられる工夫が詰まっています。
鶏肉の味・食感・ボリュームはどうだったか?
味は繊細で、素材の良さが際立ちます。外はカリカリ、噛むと中から肉汁が溢れ出る食感はやみつきに。1枚でさまざまな部位を楽しめるのも魅力で、ボリュームも満点。並サイズでも十分な食べ応えがあり、コスパの良さを実感できます。
昭和レトロな店内と地元に愛される理由
店の雰囲気はまるで“昭和のまま時間が止まった空間”。温かい接客と落ち着いた空気が心地よく、初めてでも居心地の良さを感じられます。地元の常連が通い続ける理由も納得。親子3世代で訪れる客も多く、地域に根ざした文化として定着しています。
みよしやのメニュー・価格・アクセス情報
かぶと揚げは小〜特大の4サイズ(530円〜680円程度)。その他にも焼き鳥、唐揚げ、一品料理も充実しており、居酒屋としても満足度が高いです。
東武宇都宮駅から徒歩10分。営業時間は17:00〜22:00頃。持ち帰りも可能で、予約すればテイクアウトも対応してくれます。
かぶと揚げはなぜ人気?SNSと口コミの声
SNSでは「見た目がすごい」「人生で一番うまい鶏」と高評価。テレビでも紹介され、注目度は年々増しています。混雑や待ち時間の声もあるものの、総じて「リピートしたい」「次は特大を試したい」という声が多数を占めています。
まとめ|みよしやのかぶと揚げは“本当にうまい”のか?
結論:本当にうまいです。シンプルな調理法だからこそ際立つ鶏肉の旨み、そして昭和レトロな店の空気感。地元民はもちろん、観光で訪れた人にも強くおすすめできる一品です。
“また食べたい”と思わせる力が、確かにここにはあります。
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