映画『ミッシング』は、愛する娘が突然失踪するというショッキングな事件を描いた作品です。
沙織里(石原さとみ)と豊(青木崇高)の娘・美羽(有田麗未)が姿を消し、夫婦は絶望の中で必死に捜索を続けます。
「美羽は一体どこへ行ってしまったのか?」「夫婦はこの試練をどう乗り越えるのか?」
本記事では、映画『ミッシング』のネタバレ解説を通じて、美羽の行方や事件の真相に迫ります。
映画『ミッシング』娘・美羽は見つかる?ネタバレ
石原さとみ主演のミッシングが気になってるんだけど、子持ちの友達が「絶望と鬱な気分で過呼吸を起こしかけた」「耐えられない悲しみにメンタル崩壊した」「ダンサーインザダークを超える胸糞映画」「しんどい・辛いという言葉では足りないくらい苦しい作品」ってレビューしてて観る覚悟がなくなってる pic.twitter.com/xoOXctrHvl
— 藁にもすがるクッカ 👦🏻4y (@Orlando_Orlind) May 19, 2024
映画『ミッシング』は、沙織里(石原さとみ)と豊(青木崇高)の娘・美羽(有田麗未)が突然姿を消したことで始まる物語です。
物語は、失踪事件から3ヶ月が経過し、警察や世間の関心が薄れる中、夫婦の絆が試される様子を描いています。
地元テレビ局記者の砂田(中村倫也)が事件を取り上げた特集番組を放送することで、夫婦は情報が集まることを期待しますが、逆に誹謗中傷が増え、苦しみが増していきます。
美羽が失踪した経緯
この見出しの本文:美羽が失踪したのは、沙織里がアイドルのライブに行っていた日のことです。
その間、美羽は叔父の圭吾と一緒に過ごしていました。
しかし、圭吾の証言は曖昧であり、警察の捜査も進展しませんでした。
沙織里と豊はビラ配りや情報収集を続けますが、手がかりは見つかりません。
3ヶ月が過ぎても美羽の行方は不明のままで、家族の精神的な疲労が増していきます。
美羽の行方
美羽の行方は最後まで不明のままでした。
事件から2年が経過しても、美羽の手がかりは見つかりませんでした。
沙織里と豊は懸命に捜索活動を続け、少しの情報にも希望を見出そうとしますが、美羽の居場所は依然として謎のままです。
沙織里と豊の関係
「ミッシング」(2024)面白い。石原さとみが、本当に頭が悪く気の短い母親にしか見えない。子どもが失踪し、彼女がどんどん壊れていく。ネットの誹謗中傷や、地方のテレビ局の思惑が彼女を振り回すのがつらい。ただ、一瞬だが、いい方向に回りだす瞬間がある。そこに監督の伝えたい人間への信頼がある pic.twitter.com/MD0hXa1ryL
— よしぼう (@bafkm) May 17, 2024
美羽の失踪は、沙織里と豊の関係にも大きな影響を与えました。
二人は懸命に捜索活動を続けますが、小さな意見の違いから衝突が絶えませんでした。
お互いのストレスや不安が増す中、夫婦関係は次第に悪化していきます。
特に、沙織里がアイドルのライブに行っていたことが批判の対象となり、彼女の精神状態はさらに悪化します。
砂田の役割
地元テレビ局の記者である砂田は、事件を取り上げた特集番組を放送しました。
彼の善意からの行動でしたが、その番組がきっかけで沙織里は育児放棄の母親として誹謗中傷の対象となってしまいます。
砂田は真実を伝えるために取材を続けますが、結果として夫婦にさらなる苦しみを与えることになりました。
砂田の報道は、善意と悪意が入り混じる複雑な状況を生み出します。
美羽が失踪した日に何があったのか?ネタバレ
『ミッシング』
— suzu (@nezimaki49081) May 22, 2024
6才の娘が失踪し、心身共にボロボロになる石原さとみ。
ある日、仕事である伊予柑(みかん?)積みに従事している際に、日光に当たった伊予柑を「きれい」とふと見惚れるシーンが印象的でした。
心に余裕がないときれいなものをきれいと思えない。心の回復を描いた素晴らしい演出でした。 pic.twitter.com/4ndcM9xBVM
美羽が失踪した日は、沙織里がアイドルのライブに行っていた日でした。
その間、美羽は叔父の圭吾と一緒に過ごしていましたが、圭吾の証言は曖昧で、彼が最後に美羽を見たのは夜遅くのことでした。
沙織里がライブから戻ったときには美羽はすでにいなくなっており、捜索が始まりました。
この日は、事件の鍵となる重要な日であり、全ての謎がここから始まります。
- 沙織里がアイドルライブに行った理由
沙織里がアイドルライブに行った理由は、彼女自身のリフレッシュのためでした。
彼女は普段から子育てに追われており、一息つくためにライブに参加しました。
しかし、その決断が後に大きな問題となり、彼女は育児放棄の母親として誹謗中傷の対象となります。
この出来事は、彼女の心に大きな傷を残しました。
砂田の取材が及ぼした影響
砂田の取材は、美羽の失踪事件を広く知らせるきっかけとなりましたが、同時に沙織里と豊にさらなる苦しみをもたらしました。
番組の放送後、沙織里は誹謗中傷の的となり、夫婦の生活はますます厳しくなります。
砂田は善意で取材を続けましたが、その結果として、家族の関係に悪影響を与えてしまいました。
- 圭吾の証言
圭吾の証言は事件の解明に重要な役割を果たしますが、彼の証言は曖昧で不確かでした。
彼は美羽が失踪した夜、裏カジノに行っていたことが明らかになり、そのために疑惑の目を向けられます。
圭吾自身も美羽の失踪に深く心を痛めており、その罪悪感から曖昧な証言をしていたことが後に明らかになります。
沙織里と豊の捜索活動
『ミッシング』
— suzu (@nezimaki49081) May 18, 2024
私が1番涙したシーンはここ。
6才の娘が失踪し、終始取り乱している母石原さとみに対して、どこか冷静で感情的になることを自制している夫が、喫煙所で、ふと自分の娘に似た女の子が通り過ぎたその背中を見て、目を真っ赤にしながらタバコを吸うシーン。
心の叫びに打ちのめされた。 pic.twitter.com/66j2oXEf1b
沙織里と豊は、懸命に美羽の捜索活動を続けました。
ビラ配りや情報収集を行い、少しの手がかりにもすがりついて捜索を続けました。
しかし、虚偽情報や誹謗中傷が彼らに降りかかり、そのたびに希望は打ち砕かれます。
それでも二人は諦めず、美羽の行方を探し続けました。
この捜索活動は、彼らの強い絆と決意を示しています。
テレビ報道の影響
砂田のテレビ報道は、事件に新たな注目を集めることになりました。
しかし、その報道が引き金となり、沙織里は育児放棄の母親として批判の対象となり、夫婦の生活はさらに厳しくなります。
報道の影響は大きく、善意と悪意が入り混じる複雑な状況を生み出しました。
報道の善悪両面を浮き彫りにする出来事でした
- 虚偽情報がもたらした影響
虚偽情報がもたらした影響は、沙織里と豊にとって非常に大きなものでした。
面白半分で提供された虚偽情報が捜索活動を混乱させ、誹謗中傷が二人の精神的負担を増加させました。
虚偽情報に振り回されることで、二人は希望を失いかけましたが、それでも捜索を続ける決意を固めました。
砂田が再び取材を決意した理由
ミッシング(2024)
— nNせいざわーど (@nN88809488) May 18, 2024
観る地獄。これは想像以上に辛い。
娘の失踪後から始まる心の崩壊。精神をすり減らしボロボロになる母親に残された母性という一筋の光。全ての言葉が突き刺さるリアリティに心臓鷲づかみ。感情を押し殺した夫の最後の慟哭に涙。フォトジェニック封印の石原さとみの狂気。傑作! pic.twitter.com/iHwIq1Hm83
砂田は、最初の取材が沙織里と豊に苦しみを与えたことを深く後悔していました。
そのため、彼は罪悪感からもう一度取材を行い、真実を伝えることで彼らを救いたいと考えました。
6ヶ月後、砂田は再び番組を撮影し、真実を伝える努力を続けました。
しかし、その取材も完全に成功したわけではなく、さらなる困難が待ち受けていました。
- 偽の誕生日パーティー
砂田は、視聴者の興味を引くために、沙織里に偽の誕生日パーティーを開かせました。
沙織里は、このパーティーが美羽の捜索に役立つと信じて必死で準備をしましたが、実際には砂田の演出の一環に過ぎませんでした。
沙織里は、悲劇の母親を演じることになり、その行動が彼女の精神にさらなる負担をかけました。
圭吾が裏カジノに行った理由
圭吾が裏カジノに行った理由は、彼の個人的な問題からでした。
彼はギャンブル依存症であり、美羽が失踪した夜もその欲望に勝てずカジノに行ってしまいました。
そのため、美羽が行方不明になった時の証言も曖昧で不確かになってしまいました。
後に圭吾は、自身の行動を深く反省し、沙織里に謝罪します。
- 新たな女児失踪事件との関係
美羽の失踪から2年後、似たような女児失踪事件が発生しました。
沙織里は、この事件が美羽の失踪と関係があるのではないかと考え、独自に捜索活動を始めました。
しかし、最終的にはこの事件は美羽の事件とは無関係であり、女児は無事に保護されました。
この出来事は、沙織里にとって安堵の瞬間となりました。
- 圭吾の謝罪
圭吾は、沙織里に対して曖昧な証言をしたことを謝罪します。
彼の証言が事件解決の妨げになっていたことを深く反省し、その罪悪感から逃れるために謝罪を決意しました。
この謝罪を通じて、沙織里と圭吾の関係は改善され、二人は共に美羽の行方を探す仲間として再び繋がることができました。
- 誹謗中傷への対応
沙織里と豊は、誹謗中傷に対して法的手段を取ることを決意しました。
刑事告訴を行い、彼らを傷つけた人々に対して法的に対応しました。
この行動は、夫婦にとって大きな一歩となり、誹謗中傷に立ち向かう勇気を持つことができました。
彼らの強い意志が、周囲の善意を引き寄せる結果となりました。
- 地域住民の協力
この見出しの本文:地域住民やボランティアが、沙織里と豊の捜索活動を支援しました。
ビラの配布や情報提供、捜索活動への参加など、多くの人々が彼らを助けました。
これにより、夫婦は少しずつ前向きな気持ちを取り戻し、善意が善意を呼ぶ連鎖が生まれました。
地域の協力が、彼らにとって大きな支えとなりました。
映画ミッシングはハッピーエンド?起承転結は
#ミッシング
— はんとう (@hantou__) May 19, 2024
現実で起こり得る話だからこそ観ていて辛い。幼き娘を探す夫婦、行方不明事件を追う記者。「悲しい」より「悔しい」という感情になる作品でした。電話のシーンが悔しすぎて1番印象に残った。映画としては良いことではあるが、母親役の演技が凄かったからこそしんどかった。 pic.twitter.com/e7xm9t1zkt
映画『ミッシング』の結末は、必ずしも全てが解決するわけではありませんが、沙織里と豊は希望を見出し、前に進む決意を固めます。
地域の支援や新たな女児失踪事件の解決など、少しずつ周囲の善意が二人を助け、彼らは再び前を向くことができるようになります。
この映画は、絶望の中でも希望を見つける力強いメッセージを伝えています。
起承転結に寄らない終わり方
#ミッシング 鑑賞
— 時雨はる (@sgr_haru) May 22, 2024
ハリウッドみたいに起承転結がはっきりしたストーリーがあるわけではない、映画だからフィクションなのはわかってるけどノンフィクションのような、登場人物の生活を追ったドキュメンタリーみたいな質感
私の場合平日夜に観るので正解だったな
ミッシングも正欲も、起承転結の結を求め過ぎないという終わり方なんだよな。転まで進めておいて最後は完全な終わり方で幕を閉じないあたりが好き。白か黒かの決定的な終わり方を求めているタイプな自分にとっては映画出たときは首は傾げたけど納得。
— 蒼衣 朔 (@rgb_f_) May 17, 2024
ミッシング鑑賞 うーーーーーん期待してたけどそんなだったな…もっとパンチや起承転結が欲しかった 夫と弟の方と中村倫也の演技は素晴らしかった
— 🍞なお🥐 (@nao_taroooo) May 26, 2024
コメント